1969年日本楽器発売、英ユニコーン・レーベル _オリジナルLPです。(#UNIC102)
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー(BPO)とエドウィン・フィッシャー (Pf) による、第2次世界大戦下の(旧)ベルリン・フィルハーモニーにおける「ブラームス曲ピアノ協奏曲第2番演奏会」ライブ録音です。ナチ支配下のドイツでは戦時下でも演奏会が開かれ、ドイツ音楽文化の維持・継承のためドイツに留まったフルトヴェングラーは頻繁に演奏会を催しました。これらはドイツ放送局により、当時最先端のマグネトフォン録音機でテープ録音されました。彼らの演奏会は1944年1月、フィルハーモニーが連合軍の爆撃に遭い破壊されるまで続き、終戦後ドイツに侵攻したソ連軍によってテープ・ライブラリは接収されました。その一部はソ連メロディアが販売していましたが、1968年西側好事家がこのLPをイギリスに持ち帰り、ユニコーン社から発売されたものがこのLP(#UNIC102)です。戦時下演奏会の緊張と鬼気迫る生々しい雰囲気が伝わってきます。フルトヴェングラーとフィッシャーの良好な関係は戦後まで長く続き、1951年2月 フィルハーモニア管弦楽団(ロンドン)とベートーヴェン「皇帝」協奏曲セッション録音を残しています。1988年、ソ連政府はすべての音源をエリザベト・フルトヴェングラー未亡人に返還し、DG・EMIなど西側メジャー・レーベルがリマスター・CD化を施して大々的に販売しました。このLPは1969年日本楽器が英ユニコーン社との契約により輸入販売が実現したもので、レコード史上大変価値のある激レア最初期盤です。このたび私自身の高齢化・身辺整理のため出品します。1969年購入から相当期間が経過していますが、大切に保管してあまり聴いておらず盤面はきれいです。ただしジャケットや添付印刷物(日本語解説書)には長期間なりの黄ばみ・汚れなどがあります。中古品ゆえNC_NRでお願いします。
(2024年 5月 19日 21時 28分 追加)1969年日本楽器発売、英ユニコーン・レーベル _オリジナルLPです。(#UNIC102)
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー(BPO)とエドウィン・フィッシャー (Pf) による、第2次世界大戦下の(旧)ベルリン・フィルハーモニーにおける「ブラームス曲ピアノ協奏曲第2番演奏会」ライブ録音です。ナチ支配下のドイツでは戦時下でも演奏会が開かれ、ドイツ音楽文化の維持・継承のためドイツに留まったフルトヴェングラーは頻繁に演奏会を催しました。これらはドイツ放送局により、当時最先端のマグネトフォン録音機でテープ録音されました。彼らの演奏会は1944年1月、フィルハーモニーが連合軍の爆撃に遭い破壊されるまで続き、終戦後ドイツに侵攻したソ連軍によってテープ・ライブラリは接収されました。その一部はソ連メロディアが販売していましたが、1968年西側好事家がこのLPをイギリスに持ち帰り、ユニコーン社から発売されたものがこのLP(#UNIC102)です。戦時下演奏会の緊張と鬼気迫る生々しい雰囲気が伝わってきます。フルトヴェングラーとフィッシャーの良好な関係は戦後まで長く続き、1951年2月 フィルハーモニア管弦楽団(ロンドン)とベートーヴェン「皇帝」協奏曲セッション録音を残しています。1988年、ソ連政府はすべての音源をエリザベト・フルトヴェングラー未亡人に返還し、DG・EMIなど西側メジャー・レーベルがリマスター・CD化を施して大々的に販売しました。このLPは1969年日本楽器が英ユニコーン社との契約により輸入販売が実現したもので、レコード史上大変価値のある激レア最初期盤です。このたび私自身の高齢化・身辺整理のため出品します。1969年購入から相当期間が経過していますが、大切に保管してあまり聴いておらず盤面はきれいです。ただしジャケットや添付印刷物(日本語解説書)には長期間なりの黄ばみ・汚れなどがあります。中古品ゆえNC_NRでお願いします。